《ちょこっとグルメ》小ぶりで食べやすく

上毛新聞
2019年1月8日

◎美濃屋 (みどり市大間々町大間々)

☎0277・72・3069

みどり市の焼きまんじゅう専門店。3代目の徳江輝雄さん(44)が、1934年の創業当初から変わらぬ味を提供している。小ぶりでコシのあるまんじゅうと、甘みの中にもしょっぱさがあるみそだれが特徴だ。
まんじゅうは、小麦粉を米こうじで発酵させる昔ながらの製法で、生地にコシを与えている。発酵時間を短くすることで小ぶりに仕上げ、女性が食べた時に口の周りにみそだれが付かないように配慮している。
信州の赤みそとざらめ糖を煮込んで作るみそだれは、みそのしょっぱさを生かし、何個食べても飽きが来ない。焼く前と後の2度塗りで、生地にしっかりと染み込ませている。
市ブランド認証品で、2012年の「東毛ご当地グルメグランプリ」スイーツ部門でグランプリに輝くなど、味は折り紙付きだ。
1串(4個)150円。家庭で焼いて作れる真空パックは20個入り千円。
▽営業 9~17時(土日・祝日と3~11月は9~18時)
▽定休日 水曜
▽これもお薦め 焼きそば(300円)