北関東3県 魅力発信 世界最大級旅行博・ツーリズムEXPO 都内で22、23日 共同ブース初出展

下野新聞
2018年9月25日

 世界最大級の旅行博とされる「ツーリズムEXPOジャパン2018」(日本観光振興協会など主催)が22、23の両日、東京ビッグサイトで一般公開される。栃木、茨城、群馬の北関東3県が初めて共同ブースを出展し、観光スポットのPRや特産品の試飲試食、販売などを行う。

 3県の共同出展は、旅行最大手のJTBが3県を対象に10月から全国で展開する旅行キャンペーン「日本の旬 北関東」をきっかけに企画された。共同出展した15ブースのうち、本県は6ブースを出展している。

 一般公開を前に20、21の両日はマスコミや業界関係者向けに会場が公開された。県によると、2日間で旅行関係業者から本県だけで132件の商談申し込みがあった。サクラの開花期間が長いことで知られる下野市の天平の丘公園、蔵の街で知られる栃木市など「県内の著名な観光地以外のスポットに業界関係者の関心が集まっている」という。

 3県合同のグルメコーナーでは本県の那須和牛しぐれ煮などが試食できるほか、地酒の試飲もできる。一般公開日には那須のアルパカ触れ合い体験、宇都宮カクテルショーなどのイベントが行われる。

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