改修工事の富弘美術館(群馬・みどり市) 休館中は童謡ふるさと館で「臨時美術館」 

上毛新聞
2026年6月28日

改修工事に伴い休館している富弘美術館(群馬県みどり市)は、みどり市の童謡ふるさと館で、「臨時富弘美術館」を開館している。一昨年亡くなった詩画作家、星野富弘さんの人気作品を中心に複製画50点を展示する。

大けがをして手足の自由を失った富弘さん。入院生活は 9年間に及び、病室で過ごす富弘さんと献身的に支えた母親の写真が入り口に飾られている。

退院して結婚した富弘さんが妻のサポートを受け、口に筆をくわえて描く写真も掲示。妻を題材にした詩とガクアジサイを組み合わせた「結婚指輪」なども紹介する。

富弘さんは、かつて同じ旧勢多郡東村(みどり市)出身で童謡の父といわれる石原和三郎(1865~1922年)作詞の「うさぎとかめ」をモチーフにした「ふるさと切手」の原画を担当。試行錯誤して10枚以上描いた下絵のうち9枚(複写)を展示した。

臨時富弘美術館は、8月末の富弘美術館再開まで開館予定。詳細は富弘美術館ホームページで案内する。大人250円など。問い合わせは富弘美術館(☎0277-95-6333)へ。