平家落人伝説の地 栃木県日光市の湯西川温泉で恒例「平家大祭」華やかに

下野新聞
2026年6月13日

平家落人の里として知られる栃木県日光市の湯西川温泉で7日、恒例の「平家大祭」が行われた。

地元関係者らでつくる実行委員会が主催。壇ノ浦の戦いから800年の節目と、同所の観光施設「平家の里」完成を記念して1985年に始まった。

平家の里内にある湯西川赤間神宮は、壇ノ浦で命を落とした安徳天皇を祭る。下関赤間神宮(山口県下関市)の国内唯一の分祀として知られる。

祭りではさまざまな催しが繰り広げられ、「江戸ワンダーランド日光江戸村」の協力で行われた「上臈参拝」では、華やかな着物をまとった上臈が、安徳天皇の命日に参拝した様子を厳かに再現。観光客らはカメラを向けながら、きらびやかな姿に見入っていた。

そのほか会場では、薩摩琵琶やケーナ、和太鼓の力強い演奏が披露された。ハイライトの「平家絵巻行列」は、人手不足などで昨年に続いて見送られた。

埼玉県から訪れた見物客は「行列がないのは残念だが、上臈がすごくきれいで良かった」と話していた。

⇒【画像あり】秋は紅葉が美しい「平家の里」

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