草津温泉(群馬)に星野リゾートのホテル「界 草津」が7日オープン 専用トンネルで温泉街へ、上州座繰りの体験も

国内外で宿泊事業などを手がける星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路(よしはる)代表)は7日、群馬県草津町草津のベルツ通り沿いに「界 草津」を開業する。4日、報道関係者向けの内覧会を開き、客室や提供する料理、同ホテル独自のもてなしの内容などを公開した。
コンセプトは「トンネルがつなぐ木立の湯宿と温泉街」。ホテルと西の河原公園をつなぐ宿泊者専用トンネル(長さ約80メートル)を 備え、気軽に公園や温泉街に繰り出せる。
地域の文化を体験できるもてなし「ご当地楽(がく)」として、「シルクを紡ぐ上州座繰り」の体験を提供。高崎市の上州座繰り染織家、中野紘子さんが道具や製法を監修した。木製の座繰り機で繭から糸を引く本格的な体験ができ、引いた糸は束ねて飾りにし、土産品として持ち帰れる。中野さんは「古くから伝わる養蚕の文化を、体験を通して感じてほしい」と話した。
客室タイプは一般客室、露天風呂付き和室、大型犬2頭までと一緒に泊まれる愛犬ルームで計94室。本県の織物文化を壁紙やインテリアで表現した「シルクアートの間」がそれぞれにあり、旅情を演出する。
食事は県産食材を使った常夜鍋などの「上州豊伝会席」か、敷地内に併設された「蕎麦割烹 SAI」の「地粉生粉打(じごなきこう)ち会席」から選ぶ。また、SAIでは一品料理も提供する。
料金は1泊2食付きで1人4万6千円(2人1室)から。周辺のレストランを予約できたり、食事付きと素泊まりを組み合わせたりする連泊プランも用意している。石島俊大(としひろ)支配人(37)は「温泉街はもちろん、豊かな自然や歴史も草津の魅力。『界』に滞在し、魅力を再発見してほしい」と話している。
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