卵の中、動く赤ちゃん ふ化前のサメの卵展示 茨城県大洗水族館

最大で全長150センチほどになるサメ「オーストラリアンスウェルシャーク」の卵が、茨城県大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で初めて、展示されている。二つの卵の中で〝赤ちゃん〟が動く様子が観察できる。同館のサメ飼育担当、徳永幸太郎さん(48)は「ふ化するまでの期間限定。早めに見に来てほしい」とPRする。
オーストラリアンスウェルシャークは南西部太平洋からオーストラリア南部沿岸にかけての水深60メートルまでの海域に生息する。危険が迫ると、海水を飲み込んでおなかを膨らませる習性がある。海では母ザメは海藻などに卵についたツルを産みながら巻き付けていくという。
卵が展示されているのは5階なごみの海ゾーン「さめっこるーむ」。卵の外観はまるで〝洗濯板〟のような凹凸がある。長さは約10センチでクリーム色。1個は卵の中で赤ちゃんが活発に動き、もう1個はゆっくりとしている。
赤ちゃんは卵の中で栄養の詰まった卵黄を吸収して成長するといい、徳永さんは「1個は十分な大きさに育っている。近い将来、生まれるだろう」と予測。
水槽の中をじっと見ていた群馬県高崎市、会社員、長谷川哲哉さん(29)は「卵は丸い形をイメージしていたが、細長くてびっくりした」と驚いた表情を見せた。
同館はふ化後も展示していく。
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