干支ちなみ馬毛の大作タペストリー 23日まで収蔵品展 群馬・高崎市染料植物園
上毛新聞
2026年2月9日

群馬県高崎市染料植物園の収蔵品展「草木染の美 冬」が23日まで、同園の染色工芸館で開かれている。干支(えと)の午(うま)にちなみ馬毛などを用いたタペストリーや吉祥文様の着物といった染色品約30点を展示している。
長年ウールの植物染色に取り組む女子美術大名誉教授、寺村祐子さんのタペストリー「カラコルム早春」は縦2.5メートル、幅1.2メートルの大作。ウールや馬毛をユーカリやクルミなどで染めた。
藍や紅花を染料に使い裾にめでたい松竹梅をあしらった江戸時代の子どもの着物や、生の花びらをよくもんで発酵させてから煮出した染め液を用いたロウバイの図柄の着物も展示する。
この他、草木染の第一人者、故山崎青樹(せいじゅ)さんが植物を煮出した絵の具で制作した「山茶花」「千両」と題した草木画、ブータンの民族衣装でウコンやアカネなどの染料で染めたレインコート「チャカップ」も陳列した。
同園の担当者は「展示した染色品を通して、植物の持つ色の優しさや奥深さに触れてほしい」と話している。
問い合わせは同園(☎027-328-6808)へ。
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