《食いこ》Blackboard(茨城・つくば市)

■旬の食材、家具と楽しむ
開放的な店内に、英国やデンマーク製のヴィンテージ家具。大きな窓から差し込む陽光を浴びながらコーヒーを口に運べば、時間が少しだけゆっくり流れるような錯覚を抱くかもしれない。茨城県つくば市手代木のインテリアショップ「Blackboard」に併設されたカフェは、そんな穏やかな空間が魅力だ。
東京・代官山でオリジナル家具を販売する「karf」が2013年、永い時を経てきた「もの」が持つ深く温かい雰囲気の中で、家族や大切な人とゆったりと過ごせるひとときを提案できるライフスタイルショップを作ろうと立ち上げた。店内にはデンマークの公共施設で使われたとみられる大型シャンデリア、19世紀半ばに作られた英国製の椅子など、持ち主に長年愛されてきた家具が並ぶ。

イチゴのタルト、BBラテ、紅茶
カフェで人気を集めるのは、煮込み料理やサラダ、グリル野菜、ブルスケッタ、ライ麦パンなどを盛り付けた「BBプレート」(税込み1650円)と各種パスタ、ライスプレート(いずれも同1540円、サラダ付き)。パスタはトマトとクリームの各種ソースに旬の食材を組み合わせ、ライスプレートはグリーンカレーやビーフストロガノフなど、それぞれ数種類を日替わりで提供している。料理は基本的に手作りで、カフェマネジャーの作田梨奈さん(29)は「体に優しく、見て楽しめるメニューを心がけている」と話す。
スイーツ(同660円~)も専属のパティシエが全て手作りしており、キャラメリゼやシロップ煮などで素材のおいしさを巧みに引き出したタルト、キャロットケーキやバスクチーズケーキが人気だ。スイーツに合わせるコーヒーは東京・清澄白河にある「iki ESPRESSO」から仕入れ、店オリジナルのブレンドも楽しめる。

フラットな造りの外観
つくば市内で宅地開発が進むにつれて、幅広い年齢層が来店するようになった。恋人時代から通っていた男女が結婚後、子どもを連れて来店することもあり、作田さんは「地域に根差してきたと実感する」。店内に並んだヴィンテージ家具のように、今後も来店者の人生の一こまにいられるような店づくりを進めるつもりだ。
■お出かけ情報
▽茨城県つくば市手代木291の3
▽営業時間は午前10時半~午後6時
ランチタイムは午前11時~午後2時半(2月2日から)
▽定休日は水曜(祝日は営業。3月からは水、木曜)
▽(電)029(896)8972
インスタグラムのアカウントはblackboard__tsukuba

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