大羽子板にタチアオイ 水戸八幡宮 12日、はねつき神事 茨城

茨城新聞
2026年1月10日

成人の日の12日に、茨城県水戸市八幡町の水戸八幡宮(田所清敬宮司)で、新春恒例の「はねつき・破魔弓神事」(同宮、水戸人形組合主催)が開かれる。女性神職や巫女(みこ)が稲の豊凶を占う羽根突きを行うほか、斎主が邪気払いの矢を放つ。新成人による大羽子板奉納の儀も行われる。今年奉納される羽子板は、同県日立市の洋画家、入江英子さん(83)が手がけた。

今年奉納する2枚の大羽子板には、青空を背に咲く桃色のタチアオイが描かれている。入江さんは「タチアオイは望みや気高さを表す花言葉を持っている。成人式を迎え、希望を持って上り調子となってほしいという思いを込めた」と話した。

神事は、厄や邪気を払う平安時代の行事「胡鬼(こぎ)の子遊び」が原型で、羽根突きを通じて1年の除災招福を祈る。当日は、水戸の梅大使らによる「はねつき奉納」や水戸市弓道連盟有志による古式礼射、一般参加の「はねつき大会」「弓大会」なども行われる。