「のどごしすっきり」クラフトビールを缶で発売 群馬・安中市 8月開業の霧積ブルワリーが製造
上毛新聞
2025年9月6日

温泉マークの発祥地として知られる群馬県の磯部温泉(安中市磯部)で温泉マークをデザインしたオリジナルの「磯部温泉ビール」が誕生した。市内のクラフトビール醸造所と磯部温泉がコラボした“オール安中商品”で、地元の酒店で取り扱う。今後、ホテルや旅館でも提供し、磯部温泉の新たな名物としてPRする。
温泉マークにちなんだ商品開発をライフワークにするホテル 磯部ガーデン社長の桜井太作さん(54)が発案し、8月9日に開業した醸造所「霧積ブルワリー」(同市松井田町横川)が製造。ラベルのデザインは高野酒店(同市磯部)の店主で、デザイナーの高野領翼さん(48)が手がけた。
ビールは350ミリリットル缶で、3種類(エール、ラガー、ヴァイツェン、各税別680円)あり、高野酒店で販売している。伝統の磯部温泉祭り(15、16日)に合わせて発売したところ、「香りがフルーティー」「すっきりとしたのど越し」などと好評だったという。