栃木県日光市でひっそり咲く“国内でも珍しい花” 名前の由来となった場所で今年も開花
下野新聞
2025年6月20日

栃木県日光市足尾町の庚申山(1892m)岩肌で、国の特別天然記念物に指定されているコウシンソウが薄紫色の小さな花を咲かせ、登山客の目を楽しませている。
庚申山で発見されたことから命名された国内でも珍しい食虫植物。背丈約6~7cmで梅雨の時期に1cmほどの花を付ける。上級者向け登山道の鶴岩・亀岩付近で見られる。
日光市足尾観光課によると、今年は例年並みの5月下旬に開花し、22日ごろまで楽しめるという。
担当者は「ひっそりと咲いているかれんな花を楽しんでほしい。険しい山なので力量を見極めながら登ってもらえれば」と呼びかけている。
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