大きすぎる…重さ700kgの鏡餅の行く先は? 栃木県高根沢町の神社で奉納
下野新聞
2025年1月2日
総重量約700kgの巨大な鏡餅を神前に奉納する神事が12月30日、栃木県高根沢町上高根沢の安住神社で行われ、多くの見物人が見入った。
五穀豊穣への感謝として1982年から行っている。鏡餅は8俵分のもち米を使った3段重ねで、直径は下段110cm、中段80cm、上段60cm。
拝殿前に、神職がフォークリフトを使って下段と中段の二つを慎重に置き、上段は巫女と氏子総代が担いで供えた。続いてしめ飾りと晩白柚(ばんぺいゆ)が飾り付けられた。
1月中旬に鏡開きし、2月2日の節分祭で参拝者へ配る予定。
荒井清勝宮司(74)は「今年(2024年)は米不足が問題になった中、良い鏡餅が用意できた。来年(2025年)は災害のない年になってほしい」と話した。
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