道の駅バナナ、小学生が収穫 群馬・前橋市で農業体験会 22日も開催

上毛新聞
2024年8月20日

バナナの育て方や豆知識などを学ぶ農業体験会が14日、群馬県前橋市の道の駅まえばし赤城で開かれた。県内外の小学生15人が参加し、同道の駅にある農園で生産される「まえばしバナナ」を収穫した=写真。

まえばしバナナは、地域の名産を目指して「GREEN FREAKS」(小屋原卓也社長)が無農薬栽培する高級バナナ。体験会は同社と、道の駅を運営するロードステーション前橋上武(町田豊社長)が連携して開いた。

児童は収穫と合わせて、バナナの歴史や生態、苗の植え付けから収穫までの流れなどを学んだ。質問コーナーでは「バナナの花は食べられるか」「実ったバナナの先端が上向きなのはどうして」といった疑問が上がった。児童は収穫した「まえばしバナナ」を1本ずつ持ち帰った。

栃木県野木町の6年生、小倉美空さん(11)は「収穫が楽しかった。バナナについて知らなかったことが勉強できた」と話した。

体験会は22日午後2時~3時半にも行う。定員20人で参加費2500円。申し込みは同道の駅のホームページから。