これが“いちご王国”栃木県…夏でも収穫期 奥日光で育った甘みの強い「なつおとめ」

下野新聞
2023年8月31日

栃木県が開発した夏秋収穫のイチゴ「なつおとめ」が奥日光の農場で収穫期を迎えている。

日光市中宮祠の「Mt.Berry奥日光」では11アールに作付けし、6月中旬から摘み取り作業を行っている。標高約1400メートルの高地にある同農場では、昼夜の寒暖差でより甘みが強いイチゴが採れるという。

同農場の岡崎孝彦さん(30)は「今年のイチゴも良い出来になっている。奥日光の魅力の一つとして、夏でもおいしいイチゴを食べてほしい」と話す。

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30日は、午前5時過ぎから収穫作業が行われた。ビニールハウス内に甘い香りが漂う中、岡崎さんが赤々と実ったイチゴを手際よく摘み取っていった。作業は10月ごろまで続くという。

収穫したイチゴは、市内ホテルや飲食店に卸しているほか、インターネットで一般販売もしている。10月ごろまで、予約制でイチゴ狩りも受け付けている。

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