一夜限りの「ドラゴンフルーツ」の花 群馬・富岡市の農業用ハウスで咲く

上毛新聞
2023年7月1日

サボテン科の南国の果物「ドラゴンフルーツ」の花が26日夜、群馬県富岡市宮崎の農業用ハウスで開花した。一夜しか咲かず朝にはしぼむ貴重な花で、ハウス内はつかの間、甘い香りに包まれた。

午後8時ごろからつぼみが膨らみ、約1時間かけて直径約30センチの白い大輪が花開いた。管理する農産物生産の群商(伊早坂博隆社長)によると、ハウスでは約1300株のドラゴンフルーツを育てている。1株が複数の花を咲かせるため、ピーク時には一晩で約1500輪が咲く。7月下旬ごろまで楽しめる。

見学には事前予約が必要。ハウス近くのマルイ物産に駐車場を用意している。問い合わせは群商(☎0274-67-7090)へ。

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