茨城県三の丸庁舎、パープルに 女性の暴力根絶を 水戸

茨城新聞
2022年11月18日

内閣府などが提唱する「女性に対する暴力をなくす運動」期間(12~25日)に合わせ、水戸市三の丸1丁目の県三の丸庁舎が紫色に照らされている。女性への暴力根絶のシンボル「パープルリボン」にちなんだ県のライトアップで、多くの人が足を止め、景色を楽しんでいる。

同運動の一環で、同市笠原町の県庁25階南側展望ロビーも紫のライトに彩られている。同ロビーでは、男女間のデートDV(ドメスティックバイオレンス)、性暴力の防止などに関するパネル・図書展を実施。相談窓口の一覧も示している。

県女性活躍・県民協働課の担当者は「ライトアップを通じ、女性に対する暴力について認識を深め、男女がお互いに尊重できる関係を築いてほしい」と期待を寄せた。ライトアップは午後5~10時、25日まで。展示は22日まで。