《世界遺産とともに 富岡》くらさん家 「カイコやき」名物に

上毛新聞
2016年1月15日

笑顔の蚕の石像が出迎える軽食の店「くらさん家(ち)」は、仲町通りの一本南の通りで昨年4月開業した。たい焼きならぬ「カイコやき」(130円~)は、蚕をかたどった生地で、つぶあんやチョコレート、桑茶クリームなどを包んだ。運転代行業も営む倉持純晃代表(51)=写真右=が開発した。
蚕像は糸が縁を結んで吉運に恵まれるよう「糸結(いとむすび)かいこ像」と名付けた。地元の諏訪神社でおはらいも済ませた。
倉持代表は「蚕像やカイコやきが富岡の新名所、名物になるよう頑張りたい」と語り、妻の靖子さん(51)=同左=や従業員とそろいのTシャツ姿で店頭に立つ。
午前10時半~午後4時。水曜定休。富岡104―3。☎0274・63・6051

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