ちっちゃい手でアユつかみ捕り 大田原 那珂川に「やな」設置

下野新聞
2022年7月19日

【大田原】黒羽向町の黒羽観光やなにこのほど、夏の風物詩である「やな」が設置された。小さなアユが次々と打ち上がり、家族連れや観光客を楽しませている。10月31日まで。

やなは幅4・8メートル、長さ20メートル。鉄骨で組まれ、同やなレストハウス前を流れる那珂川に設置されている。

18日は晴天の下、子どもたちがアユつかみや水遊びを楽しんでいた。捕まえたアユの数を弟と競った黒羽小2年渡辺碧翔(わたなべあおと)君(7)は「6匹とれた。初めてつかめてうれしかった」と笑顔で話した。

午前10時~午後5時。火曜定休。大雨による増水などで危険な場合は、やなへの立ち入りを禁止にするなどの安全策を講じる。

(問)同やな0287・54・0087。