濃淡涼しげ 宇都宮 ハナショウブ見頃
下野新聞
2021年6月13日
宇都宮市西川田4丁目の県総合運動公園内にある水生植物園でハナショウブが見頃を迎え、紫や青などの濃淡で織り成す色合いが涼感を呼んでいる。
植物園の一画に約2500株が植えられ、花びらの黄色い斑紋が特徴。網目模様のあるアヤメや白い斑紋のカキツバタとは区別される。
同公園中央エリア管理事務所によると、開花は例年並みの今月2日。連日の暑さで咲き終えた花も見られるが、あと1週間ほど楽しめそうだという。
夏日となった12日もそよ風に揺れる花をスケッチしたり、写真に収めたりする来園者が見られた。
同市江曽島5丁目、公務員亀田恵(かめだめぐみ)さん(30)は「ちょうどいい時期に花を見られました。心が和みますね」とほほ笑んでいた。
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