華やかな力作 会場彩る 「雛めぐり」代替に展示会 さくらで30日まで
下野新聞
2021年5月19日
【さくら】「つるし飾り・お細工物展」が30日まで、馬場のギャラリー匣(さや)で開かれている。
市内約50カ所にひな人形や創作人形、つるし雛(びな)などを飾る「氏家雛(ひな)めぐり」が新型コロナウイルス禍で中止となったことを受け、発表できなかった作品が展示されている。
展示は第1、第2の各ギャラリーに分かれている。第1ギャラリーには、矢板市のつるし飾り愛好家グループ「つぼみ会矢板教室」のメンバー10人が出品。古布で制作した「フジ棚」や「おせち料理」、つるし飾りなど、200点以上を展示している。
第2ギャラリーでは、宇都宮市今宮3丁目、パッチワーク講師加藤孝子(かとうたかこ)さんによるパッチワークや細工物、創作人形などが和室コーナーに飾られている。
ギャラリー匣の中村陽子(なかむらようこ)オーナーは「ステイホームが後押ししたせいか、時間をかけた新作がほとんど。会場はコロナ対策をしながら、静かに開催しています」と話している。
開催期間中は無休。午前10時~午後4時。(問)同ギャラリー028・682・5302。
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