銘仙あんどん 歴史の街彩る 足利でライトアップ
下野新聞
2021年4月28日
ゴールデンウイークを中心に足利市内の鑁阿(ばんな)寺、史跡足利学校、織姫(おりひめ)神社をライトアップするイベント「足利灯(あか)り物語」のリハーサルが27日夜行われ、歴史遺産や街並みを彩った。
夕暮れ後に日中とは異なる幻想的な風景を創出して観光客を呼び込もうと、市や市観光協会などでつくる実行委員会が企画した。
同寺の境内にはカラフルな足利銘仙の絵柄をデザインした「銘仙あんどん」が並び、本堂や鐘楼が電球の柔らかい光で浮かび上がった。県指定天然記念物「大銀杏(いちょう)」は白い光で新緑が爽やかに照らされた。
足利学校の学校門前にも銘仙あんどんが置かれ、孔子像を祭る大成殿や北庭園はライトアップされて非日常的な光景が出現した。
ライトアップ期間は鑁阿寺と足利学校が29日~5月5日の午後6時半~8時半。織姫神社は5月16日まで午後5~10時に開催中。
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