キリンの赤ちゃん誕生 宇都宮動物園で公開
下野新聞
2020年6月18日
【宇都宮】上金井町の宇都宮動物園でキリンの赤ちゃんが誕生した。15日から一般公開され、運動場で元気な姿を見せている。
同園によると、10日午前8時ごろ、飼育員が出産を確認した。赤ちゃんはメスで体長約190センチ。母親のコウメに見守られながら駆け足をしたり、おっぱいを飲んだりしている。
父親のハツカは27歳。人間の年齢に置き換えると85歳以上となり、キリンの現役のオスとしては、国内最高齢に近いという。
同園でのキリンの誕生は1月に続いて今年2回目。飼育頭数は計8頭になった。今後は繁殖を制限し、他の動物園との飼育動物の交換なども視野に入れている。
荒井賢治(あらいけんじ)園長(56)は「コウメは出産6回目のベテランなので、きっと上手に子育てをしてくれる。赤ちゃんのかわいい姿をぜひ見に来てください」と話している。
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