命の神秘 聖夜彩る 【2019師走点描】真岡・井頭公園 黄金のサナギでツリー
下野新聞
2019年12月3日
金や銀色のチョウのサナギでクリスマスツリーを装飾する年末恒例の企画展「神秘的に輝く黄金のサナギツリー」が、真岡市下籠谷(しもこもりや)の井頭公園花ちょう遊館で開かれている。
サナギは職員が卵から育て、大きさは1~2センチ程度。高さ2メートルほどのモミの木に、金色の「オオゴマダラ」や緑色の「リュウキュウアサギマダラ」、銀色の「ツマムラサキマダラ」のサナギ計200個以上を綿球と飾っている。
2日は家族連れや写真愛好家らが訪れ、サナギを興味深そうに観察したり、飛び回る成虫との共演を写真に収めたりしていた。妻と来館した宇都宮市さつき1丁目、無職谷貝勉(やがいつとむ)さん(73)は「以前から見てみたかった。想像以上に黄金色で驚きました」と話した。展示は28日まで。火曜日休館。
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