12万人の応援に感謝  ブレックス、ファンと交流

下野新聞
2019年5月20日

 男子プロバスケットボールBリーグの栃木ブレックスは19日夜、ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)でファン感謝デーを開き、田臥勇太(たぶせゆうた)主将らがファンの応援に感謝し、約3千人と交流を楽しんだ。

 今季はホーム試合のシーズン通算観客数がチーム過去最多の12万人を突破。川崎とのチャンピオンシップ準々決勝第2戦では、史上最多を更新する4704人が入場した。チームは熱い声援の後押しを受けて準決勝に進出したが、千葉に2連敗して2季ぶりの王座奪還はならなかった。

 選手たちの先頭を切って登場した田臥主将は「来季も僕らと戦い続けてほしい」と呼び掛けた。安斎竜三(あんざいりゅうぞう)監督は「来年こそ優勝。皆さんが一緒に戦いたいと思えるようなチームをつくっていく」と力強く誓った。

 イベントではトークショーや記念撮影、ライブなどを実施した。友人と来場した壬生町壬生丁、自営業秋幡真実(あきはたまさみ)さん(50)は「最後まで諦めない戦いに今季も勇気と感動をもらった」と笑顔を見せた。