ヤマザクラ 新緑と織り成す美 桜川で見頃
茨城新聞
2019年4月17日
桜川市内の里山でヤマザクラが見頃を迎えている。数千本が自生し、名所として人気を集める高峯(標高520メートル)では、白やピンク色の花と赤芽、緑色の木々が、絶妙な色合いと景色を織り成している。
花の色、形、見頃が一本一本異なるヤマザクラ。頂上付近にある第2展望台では、多彩な桜とのどかな里山風景を眼下に眺めることができる。「必ず咲いている桜があるから、来たときが見頃と伝えている」と話すのは、高峯の整備や管理を担う地元住民、佐藤秀雄さん(83)。早咲きの桜が散り始める一方で、今週末にかけて遅咲きの開花が進むといい、「新緑と重なりとてもきれい。“第二の春”がもうすぐやって来る」としている。
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