5月19日、矢板でマウンテンラン 高原山走って30キロ 自然の魅力発信へ 前夜祭で親子大会も

下野新聞
2019年3月12日

【矢板】高原山を走るマウンテンランニング大会「タカハラ・アドヴェンチャーズ・フェスティバル2019」が5月19日、長井の全国育樹祭記念緑地を発着点に初めて開かれる。市の豊かな自然を発信する目的もあり、同18日には前夜祭も開く。参加者を募っている。

 マウンテンランニングは高低差がある未舗装中心の自然な路面を走る競技で、近年人気が高まっている。大会は、市民有志らでつくる実行委が企画。スポーツと旅行を結び付ける「スポーツツーリズム」を推進し地域活性化を目指すほか、参加費の一部を高原山の歩道整備や案内看板補修に活用したい考えだ。

 コースは長井の全国育樹祭記念緑地をスタートに大間々、山の駅たかはら、八海山神社などを通り同緑地に戻る約30キロで、高低差は約800メートル。制限時間は7時間で、16キロ地点の同山の駅で時間制限を設ける。一般ランナーは5、6時間ほどで走るという。

 対象は16歳以上の男女で、先着500人。料金は8千円で、エントリーは5月10日までインターネットサイト「ランネット」で受け付ける。

 前夜祭は、親子で楽しめるミニトレイルランニング大会などを企画する予定。実行委員長で片岡、アウトドアガイド漆原邦和(うるしばらくにかず)さん(38)は「5月のコースはツツジがきれいな時季。ランナーに矢板の魅力を知ってもらいたい」と話した。

 運営スタッフも募集している。(問)オムーチェ0287・47・4267。