先人求めた理想の生活 絵画や写真など紹介 群馬・高崎市美術館 23日まで233点

上毛新聞
2026年9月14日

芸術や建築を通して先人たちが求めた理想の暮らしを紹介する企画展「美しいユートピア」が23日まで、群馬県の高崎市美術館で開かれている。20世紀の日本で竹久夢二や宮沢賢治らが展開した試みを伝える絵画、写真、図面、模型など233点を紹介している。

西欧への憧れから戦後の都市再生まで全5章で構成。民家研究や民具調査など「民」に焦点を当てた美術運動や、宮沢賢治の農民芸術運動を伝える資料を出品。竹久夢二の榛名山美術研究所建設趣意書など、実現しなかったプロジェクトの資料も並ぶ。

担当学芸員の住田常生さんは「当時の日本人が暮らしの中でどのように課題に挑戦したのかを、人物との関連を楽しみながら見てほしい」と話した。

午前10時~午後6時(金曜のみ同8時)。一般600円、高校・大学生300円。7、14日休館。同展はパナソニック汐留美術館(東京都)、上田市立美術館(長野県)で巡回展示した。23日午後2時から各会場の学芸員によるクロストークを行う。来場者からの質問も受け付ける。

問い合わせは同館(☎027-324-6125)へ。