古河の過去見る写真展 歴史博物館 幕末から高度成長期前まで100点紹介 茨城
茨城新聞
2026年8月18日

幕末から昭和の高度経済成長期前までの茨城県古河市内の街並みやゆかりの人物を撮影した写真約100点を紹介する企画展「過去を見る写真」展が、同市中央町の古河歴史博物館で開かれている。学芸員の立石尚之さんは「昔の古河を懐かしんだり、自身や家族の過去を振り返ってみたりしてほしい」と呼びかける。同展は9月27日まで。
市内の写真を紹介する企画展は2年ぶり。動乱の幕末期に古河藩家老を務めた小杉監物(けんもつ)や女流画家の奥原晴湖ら市ゆかりの人物のポートレートを紹介する「幕末明治の肖像」をはじめ、同藩主を代々務めた土井家子孫の土井利孝が昭和初期に市内の史跡や文化財を撮影した「残したいモノと風景」など、七つのコーナーで構成される。
注目は地元の職業写真家や写真館を紹介する「写真師たち」コーナーだ。写真が一般の市民にまで普及していなかった明治から昭和初期にかけて、市内で活動した写真家やその業績を解説する。華道の大家でもあった武藤松庵(しょうあん)の旧古河城の写真や、足尾銅山鉱毒事件で廃村となった旧谷中村の当時の模様を写した佐藤百寿(ももじ)の写真など貴重な一枚が展示されている。
午前9時~午後5時。8月は月曜日のほか、26~28日休館。9月は7、14、24、25日が休館。
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