栃木県さくら市で企画展「妖怪ミュージアム」開幕 香川・小豆島の妖怪美術館が協力
下野新聞
2026年6月30日

妖怪を文化的側面から捉え直す、さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館(栃木県さくら市氏家)の企画展「妖怪ミュージアム」が6月27日に開幕した。
26日に内覧会が開かれ、関係者約50人が地元の伝承にもちなんだ妖怪の作品を通じて、その奥深い世界に触れた。会期は8月23日まで。
妖怪美術館(香川県土庄町)が協力し、妖怪の造形や絵画など約150点が一堂に会す。同館館長の柳生忠平氏が30以上の妖怪を描き込んだ全長7mの妖怪画、段ボールや全長20mの紙でそれぞれ制作した「九尾の狐」の巨大造形もお目見えした。
さくら市出身の荒井寛方(1878~1945年)の仏画と、柳生氏の妖怪画を対比した展示も見どころの一つ。市ゆかりの詩人、野口雨情など常設展示とコラボした作品も楽しめる。
さくら市ミュージアムの大木礼子館長(57)は「妖怪を通じて地域の文化や歴史、芸術を見つめ直し、妖怪が人々と共生してきたことを感じてほしい」と来場を呼びかけた。
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