栃木県がリンドウ新品種を開発 既存品種「るりおとめ」より収穫できる年数が長く
下野新聞
2026年6月29日
栃木県は25日、栃木県農業総合研究センターでリンドウの新品種「栃木r5号」を開発したと発表した。収穫できる年数が長く、暑さに強いことが特長で、来年6月下旬ごろの販売開始を予定している。
県経営技術課や研究センターによると、リンドウは仏花として需要が高く、県内では日光市や塩谷町、那須町などで盛んに栽培されている。県の開発したリンドウは計4種類となった。
栃木r5号は6月中旬~7月中旬に収穫される極早生(ごくわせ)品種で、2018年に開発を始めた。県が開発した同じ極早生品種の「るりおとめ」に比べて暑さに強く、高温障害の発生も少ない。樹勢が強く、切り花として収穫できる年数は5年程度と、るりおとめの約3年より長いという。

花の色は鮮やかな紫色。一つの節に咲く花の数は三つ~四つで、二つ程度のるりおとめより多く見栄えも改良した。
昨年12月に品種登録を出願した。現在は県内の農家数カ所で試験栽培中で、来年6月の販売開始に合わせて愛称も決める予定。
福田富一知事は25日の定例記者会見で「本県のリンドウ生産に貢献することを期待したい」と話した。
⇒日光市で育ったオリジナル品種 濃い青紫色が特徴的な「日光みやび」
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