若アユが遡上、銀鱗輝かせる 利根大堰の魚道(群馬・千代田町、埼玉・行田市)

上毛新聞
2026年5月31日

若アユの利根川の遡上(そじょう)シーズンを迎えた。群馬県千代田町と埼玉県行田市にまたがる利根大堰に設けられた魚道では、体長7~8センチのアユが、20センチほどの落差を越える際に水面から飛び出し、銀鱗(ぎんりん)を輝かせる=写真

大堰を管理する 水資源機構利根導水総合管理所は毎年4月21日~5月末に遡上数を実測し、ホームページで公表している。今年は25日までの累計で約5800匹。公表中の過去11年では最も少ない。

群馬県蚕糸特産課によると、減少の要因は一般的に環境の変化やカワウによる食害などがあるが、今年の遡上数が少ない原因はよく分からないとし、「一つの計測数として受け止め、長い目で見守っていく必要がある」としている。