栃木県育ち「那須野紅茶」向けの新茶の摘み取り 青々とした段々畑の光景も美しく

下野新聞
2026年5月18日

栃木県那珂川町矢又の大金茶園で12日、「那須野紅茶」向けの新茶の摘み取りが始まった。斜面の茶園約40アールで住民も含めた10人超が、無農薬で育てた茶葉の新芽を手摘みで収穫した。

那須野紅茶は茶園を管理し、販売する那須烏山市大桶の烏山製茶工場が生産する和紅茶。那須烏山市「なすからブランド」認証品として県内の道の駅や直売所、ホテルなどで販売される。

この日は、ほのかに茶の香りが漂う茶園で、世間話を楽しみながら柔らかい新芽を丁寧に摘んだ。

烏山製茶工場を営む清水和行さん(54)は「茶の大敵の霜が降りることなくこの日を迎え、ほっとしている」と笑顔。参加した大森セキさん(88)は「一度に多くを取らず2、3枚ずつ摘んだ」と、こつをつかんだ様子だった。

今後、茶葉は乾燥や発酵を経て、じっくりと熟成させる。仕上がりは早くてもお盆から秋頃という。

地図を開く 近くのニュース