「永遠の妖精」オードリー・ヘプバーン 群馬・高崎市と高山村で魅力堪能 特別上映や愛用品展示

上毛新聞
2026年4月27日

「永遠の妖精」と称され、今なお世界中で愛され続けるオードリー・ヘプバーン。群馬県内で、あせることのない魅力や素顔に触れることができる。

群馬県高崎市の高崎電気館は30日まで、スクリーンデビュー75周年を記念し主演3作品を特別上映している。大スクリーンを通してオードリーを堪能できる。

作品は、ローマを舞台に王女と新聞記者の恋を描いた「ローマの休日」(米公開1953年)、宝石店「ティファニー」に憧れる女性が真実の愛に気付く「ティファニーで朝食を」(同61年)、下町の花売り娘が貴婦人へと変貌を遂げる「マイ・フェア・レディ」(同64年)。3作品を同時期に上映する企画は珍しいという。

各作品はデジタルリマスターによって映像の美しさがよみがえった。時代のファッションアイコンとしても知られる当時の衣装や髪形などにも注目だ。同館の飯塚元伸支配人は「若い世代にスクリーンで見てもらいたい。見たことがある人には懐かしさを感じてほしい」と呼びかける。

1作品一般1800円など。期間中はアルフレド・ヒチコック監督の没後45年特集として代表作3作品も上映。上映スケジュールなどは同館ホームページへ。

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群馬県高山村のロックハート城ではオードリーの素顔に触れられる。

ジュエリーミュージアムに並ぶのは愛用のブローチやアクセサリーだ。運営会社のサンポウ(沼田市)が遺品オークションで落札した。修理の跡が残るブローチもあり、物を大切に使い続ける人柄が浮かび上がる。

ジュエリーの収集を担当した平井俊子さんは「家庭を大切にし、晩年は子どもたちのために慈善活動に心血を注いだ生き方と重なって見える」と語る。同社相談役補佐の根之木直子さんは「華やかなスター像だけでなく、内面の美しさを実物の品を通して伝えたい」と話す。

営業時間は午前9時~午後5時。無休。入場料金は大人1300円など。