《釣り》手軽、楽しく安全に 水戸の管理釣り場 重装備の必要なし 茨城

最新タックルを持ち込むもよし、オールドタックルで自己満足に浸るもよし。レギュレーションやマナーを守ってファミリーでわいわい楽しむのもいい。重装備の必要もなく、道具もシンプル、手軽に安全に釣りを楽しめるのが管理釣り場だ。10月中旬、茨城県水戸市元石川町にオープンしたばかりの「TSURIBORI水戸南」へ、わが子を連れてブラックバスを狙いに出かけた。
管理釣り場は、池に間違いなく魚がいる安心感はあるものの、周囲の人が釣れているのに自分だけ釣れず、悲しい気持ちに襲われることもある。
TSURIBORI水戸南は北関東自動車道水戸南インターに程近くアクセスも良い。
当日は台風23号の接近もあって風が少々強かったが周りの植栽が風を遮り、何とか釣りができた。午前10時過ぎに釣り場に到着。子どもが興味を持ち続けられる時間を考え、3時間券を購入した。細かな料金設定は非常にうれしい。

釣り場は広く、魚のストックも豊富=水戸市元石川町
3連休の最終日ということもあって釣り場はカップルやファミリーも多く満員状態。にもかかわらず釣り場を見回すとあちこちでポツポツと釣れている。魚のストック量はかなり多いようで期待が膨らむ。
子どもは初めてのルアーフィッシングということもあり、なかなか釣れず、早々に飽きてしまった。網入れ係に専念するようで、子どもに釣らせようという作戦はあえなく断念。しかし他の同年代の子どもたちはしっかり釣っていたので、慣れれば小さな子どもでも十分に楽しめるはずだ。
仕方がないので私も釣りをスタート。釣り場スタッフによると、平日はかなりよく釣れていたが連休中で釣り人も多く、魚がスレてしまったかも-とのことだった。
せっかくなのであまり使ったことのないルアーから使ってみたが、やはり厳しそう。そこでスタッフが薦めるルアーをキャスト。結果はすぐに出た。30センチのブラックバスが顔を見せてくれた。その後は次から次へとルアーを変えて試し、何とか釣れるパターンが分かってきた。
釣果は10匹には届かなかったが、釣れた魚はコンディションの良い個体も多く、十分に楽しませてくれた。多い人は20~30匹は釣り上げているだろうか。池の魚のストック量に驚いた。
必ずいる魚を、あの手この手で誘い出し、自分の思うような釣りができるが、何かがずれると全く釣れなくなってしまうのが管理釣り場の面白みだ。
今後、11月にはトラウトエリアもオープンする予定とか。こちらもかなり期待できそうで、今から楽しみだ。(上州屋日立店・栗田雅博)
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