笠間の新栗 味わおう 芸術の森公園 10月3~5日 一流シェフの創作、最優秀レシピ選考 茨城

「笠間の栗」をPRしようと、儲(もう)かる笠間の栗産地づくり協議会(根本高行会長)は10月3~5日、茨城県笠間市笠間の笠間芸術の森公園イベント広場で「第19回かさま新栗まつり」を開く。焼き栗やモンブランなど同市が誇る秋の味覚を味わえるだけでなく、栗にまつわる体験やゲーム、クラフト販売など多彩な催しが楽しめる。
今回の注目は特別出店。かさま応援大使でホテルメトロポリタン エドモント総料理長の岩崎均シェフがデニッシュパンに栗のペーストを入れた「和栗のマウンテン」を販売する。今春、同大使に就任した西武プリンスホテルズワールドワイドの菓子・製パン名誉総料理長の内藤武志シェフも初参加し、オリジナルのモンブランを提供する。常陸国ガストロノミーも初参加で、一流シェフたちが栗料理を披露する。
県立笠間陶芸大学校はモンブランを載せる器を展示。茨城福祉工場と県立友部特別支援学校高等部は栗のクラフト作品を販売する。
「笠間の栗 アイディアレシピコンテスト2025」の小・中学生の部入賞作を商品化して販売。一般の部は5日に会場で公開最終選考を行い、「料理」「スイーツ」の2部門で最優秀賞を決める。
全国の栗産地から岐阜県恵那市、長野県小布施町、埼玉県日高市、高知県四万十町、静岡県掛川市も参加し、自慢のモンブランや生栗を販売する。
笠間特別観光大使の安達勇人さんやかさま応援大使の純烈らによるスペシャルライブも行う。
時間は午前9時から午後3時。荒天中止。
市民体育館や笠間ショッピングセンターポレポレシティ、県教育研修センターなどに臨時無料駐車場を設置。JR友部駅や臨時駐車場から会場までシャトルバスを運行する。中学生以上100円、子ども50円、未就学児無料。会場周辺は混雑が予想されることから、同協議会事務局の市農政課は臨時無料駐車場や公共交通機関、シャトルバスの利用を推奨している。
問い合わせは同課(電)0296(77)1101内線543。
イベントの詳細や交通案内はhttps://www.city.kasama.lg.jp/page/page016478.html