大阪で“栃木県てんこ盛り”の貸し切り列車運行 地酒、特製弁当…自慢の味が次々に

下野新聞
2025年8月26日

大阪モノレールの貸し切り列車に乗りながら栃木県の地酒を楽しむ日本酒列車「酒どころ栃木」が23日、大阪府内で運行された。乗客約130人が栃木県の蔵元3蔵の日本酒や県産品を使った特製弁当など、栃木の味覚に酔いしれた。

日本酒列車は、日本各地の地酒を味わえる大阪モノレールの人気イベントで栃木県の参加は初めて。万博記念公園駅から乗り込み、門真市駅、大阪空港駅を経由して万博記念公園駅に戻る経路で行われた。

105分間の乗車時間で、乗客は第一酒造(佐野市)、白相酒造(那珂川町)、渡邊佐平商店(日光市)が提供する日本酒と焼酎の計6種類をじっくりと堪能。「佐野黒から揚げ」や「揚巻ゆば」などを使った弁当にも舌鼓を打った。

万博記念公園駅のコンコースでは栃木県酒造組合による日本酒販売や宇都宮ねぎにら餃子の販売も行われた。

栃木県大阪センターの印南茂センター長は「想像以上に本県の地酒を気に入ってもらえた印象。関西圏でのさらなる認知度向上やPR策を考えていきたい」と話した。

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