古代ハスの大輪、見頃 20日ごろまで 利根親水公園 茨城

茨城新聞
2025年7月13日

茨城県利根町中谷の利根親水公園の古代ハスが見頃を迎えた。薄紅色の大輪の花が池一面に咲き広がり、来場者を楽しませている。町まち未来創造課によると、20日ごろまで開花のピークが続く見込み。

同町の古代ハスは区画整理後の水田に浮かぶハスの葉を町民が発見し、持ち帰って株を増やした。2001年の公園開園に合わせて移植。独自品種として認定され「利根蓮」の名で親しまれる。今年は6月中旬に一度見頃を迎え、7月に入って再び咲き始めた。

来園者は池に設置された木道から花を眺めたり、カメラに収めたりしている。町は8月24日まで、古代ハスをはじめ園内で撮影した写真のフォトコンテストも実施。同課は「古代ハスがここまで広がる場所は周辺にない。ぜひ来てほしい」と呼びかけている。