創業100年の老舗「そばうどん きのえね」(群馬・高崎市)が閉店へ 6月26日の最終日はもりそばを100円で提供
上毛新聞
2025年6月10日

1924(大正13)年創業の老舗「そばうどん きのえね」(群馬県高崎市旭町)が26日、100年の歴史に幕を下ろす。市中心街の「まちのそば屋」として、市民から愛され続けてきた同店。姉妹で切り盛りしてきた姉で4代目の岡田恵子さん(66)と、妹の島方弘恵さん(63)が体力の限界もあり、「人生の新たなステージに進みたい」と閉店を決めた。2人は「『変わらない味』を届けることを心がけてきた。100年間、本当にありがとうございましたと伝えたい」と話している。
最終日の26日はもりそばを1杯100円で提供する。完売次第、のれんを下ろす予定だ。