「太田の自然の魅力知って」 5月11日に群馬・太田市で丘陵ファントレイル開催、4部門で参加者募集
群馬県太田、桐生両市にまたがる八王子丘陵を駆け抜ける「2025上州八王子丘陵ファントレイルinOTA」(実行委主催、太田市、太田青年会議所、上毛新聞社共催)が5月11日に太田市強戸町の八王子山公園を発着点に開催される。
大会プロデューサーを務める桐生市出身のプロトレイルランナー、鏑木毅さん(56)らが15日、県庁で会見し、「太田は産業都市のイメージがあるが、素晴らしい自然や遊歩道などの魅力を県内外の人に知ってもらう機会」と大会をPRした。
昨年新設し、好評を得たキッズの部(3.1キロ)の他、ロングの部(24キロ)、ハーフの部(11キロ)、親子ペアの部(3.1キロ)の4部門で参加者を募る。初心者でも挑戦しやすいコース内容で人気を博し、昨年は過去5年で最多の1082人がエントリーした。
ランナーに飲料水や軽食を提供するエイドステーションでは、焼きまんじゅう、小玉スイカといった地域の特色を生かした食品でもてなす。キッズの部創設で家族の応援者が増えたことから、本年は一般向けの飲食ブースも会場内に充実させるという。
鏑木さんはトレイルランがいずれオリンピック種目になる可能性に触れ、「キッズの部が、群馬から将来のオリンピック選手が出てくる土壌を醸成するといい」と期待を込めた。
参加申し込みはポータルサイト「ランネット」で受け付ける。期限は4月4日までだが、定員に達し次第締め切る。問い合わせは事務局(☎0276-48-1103)へ。
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