《釣り》魚影濃く、ウキ動く楽しさ 千葉・管理釣り場でヘラブナ アタリ連発、25センチ超数十匹

茨城新聞
2024年12月18日

11月、ヘラブナ未経験者を含む同僚らを誘い、千葉県栄町、将監川左岸にある管理釣り場「将監」へ行って来た。「放流もあり魚影も濃いのでウキがよく動くし楽しい」と最近の様子を聞き及び、楽しみにしていた。事前に「底釣り両ダンゴ」から始めようと決めていたため、対応する餌を用意して当日を迎えた。

あいにくの雨。パラソルとテントを使用しての釣りとなった。早めに来ていた同僚らは、スタートからアタリがあって釣れたという。急いで準備して8尺(2.4メートル)さおでチョウチン釣りにてスタート。

雨は強まったが魚の活性は良く餌を柔らかくするとカラツンになり、口以外に針がかかる、いわゆる「スレ掛かり」も増えてきたので、しっかりと練り込んで丁寧に餌を付ける。すると鋭いアタリが出るようになった。

あいにくの雨だったがヘラの活性は高かった=千葉県栄町

数匹釣れた後、しばらくしてふわっとした食い上げ。アワせると穂先が水中に引き込まれるサイズ感。何とか粘って浮いて来たのはリャンコ(2匹)。どうやら引くわけだと納得。

ヘラブナの基本から教わっていた未経験スタッフも開始からポツポツ魚をかけ、餌付け、振り込み、アワセ、取り込みまで一通り経験。「ヘラブナは面白い」と、その魅力にすっかり取り付かれた様子だった。

最高45匹まで釣果を伸ばし、満足できる釣行だった

昼前には食いアタリが少なくなり休憩。午後からは狙う棚(深さ)はそのままに、餌を両グルテンに変えて狙う作戦でスタート。もくろみが当たり、連発もあって数も伸ばせた。

結果、午後3時半までの間に25~33センチのヘラブナを15~45匹釣り上げた。今回の釣行では秋のパターンの釣りだったが、冬の釣りにはまた違った楽しみもある。次回はどこへ行こうか相談しつつ帰路に就いた。

上州屋ではこれからヘラブナを始めようという人大歓迎。お手伝いいたしますので、ぜひお気軽にお尋ねください。ようやく冬らしくなってきた今日この頃。防寒対策をしっかりとして楽しい釣行にしましょう。ああ、早くもまた行きたくなってきた。(上州屋土浦店・戸高和幸)