栃木県民なら“誰もが目にしたことがある”子ども総合科学館のロケットが新デザインに

下野新聞
2024年9月16日

栃木県は11日、栃木県子ども総合科学館のシンボル「H-Ⅱロケット」実物大模型の新たな塗装デザインと愛称を発表した。青を基調とし「TOCHIGI」の文字と星をあしらった新デザインで、愛称は「とちぎ未来号」。6点の図案から選ぶ県民アンケートで最も支持を集めた。

県子ども総合科学館は2025年秋のリニューアルオープンに向け改修工事中。実物大模型の塗装は10年以来となる。

新デザインのアイデアと愛称は宇都宮市姿川第一小2年加藤音羽さんが考案した。アンケートでは回答者1021人のうち、331人の支持を得た。

デザインには「みんなが元気でいてほしい」、愛称には「明るく元気な未来に飛んでいけるように」との思いが込められている。デザイン化には文星芸大の学生が協力した。

11日の定例記者会見で福田富一知事は「栃木県の宝になっていくと思う」と太鼓判を押した。10月以降に塗装工事を実施し、24年度内に完了する見込み。

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