夏栃木花・植物栃木県塩谷町の山林に希少な山野草 美しく品がある「ナツエビネ」見頃に下野新聞2024年8月9日栃木県塩谷町船生の山林で、希少な山野草ナツエビネが見頃を迎えている。管理するシイタケ農家大島正志さん(73)が18日まで一般公開している。ラン科の多年草。同所では約7000平方メートルにわたって群生しており、大島さんが2017年から公開している。今年は7月下旬に咲き始めた。6日も見物人が訪れ、約2センチの薄紫色の花を鈴なりに付けたナツエビネに見入っていた。木立から光が差すと、幻想的な雰囲気となった。茨城県筑西市から訪れた女性(84)は「薄紫が美しい品のある花。一面に広がっていて圧巻の光景ですね」と笑顔で話していた。一般公開は午前10時~午後3時。無料。関連ニュース ハナショウブ 満開へ 栃木 ハナビシソウ約6万本咲き誇る 那須塩原、直売所そばの休耕田 暑さに鮮やか、南国の花 宇都宮 ハイビスカス出荷 ヤマユリも梅雨明け喜ぶ 地図を開く 近くのニュース