北陸新幹線延伸、魅力PR 福井県東京事務所 茨城・つくばで物産フェア

茨城新聞
2024年3月19日

北陸新幹線の金沢-敦賀(福井県敦賀市)間が16日に延伸開業したことに伴い、福井県東京事務所の関係者らが18日、茨城県水戸市笠原町の茨城新聞社を訪れ、乗り換え1回で行き来できるようになった福井県の魅力をPRした。

延伸により、JR水戸駅-福井駅間の所要時間は最短4時間半(福井県試算)に短縮された。これまでの同金沢駅で乗り換える方法に比べ約40分短くなった。乗り換え回数も上野駅での1回になり、アクセスが格段に向上した。

福井県は北陸新幹線沿線と北関東地域に魅力を伝えるキャンペーンを展開中。茨城県用に作ったチラシで歴史的つながり、ゆかりの著名人などを紹介し、親しめる存在をアピールしている。

茨城県を含む計5県を巡回する物産フェアや宣伝イベントも開催。20日には水戸市緑町のアダストリアみとアリーナでのバスケットボール男子Bリーグ1部・茨城ロボッツの試合会場でPRする。27~31日は、つくば市研究学園の大型商業施設イーアスつくばで物産フェアを実施する。

福井県東京事務所の湯川直副所長は「これを機会に福井の認知度を高めたい。茨城とお互いの交流を活発にできれば」と話した。