足元に見つけた小さな“春” 栃木・大田原の群生地でザゼンソウ開花

下野新聞
2024年2月1日

栃木県大田原市北金丸の群生地でザゼンソウが開花し、里山に春の訪れを告げている。2月1日からの一般公開に向け、管理する地元住民らが整備に当たっている。

群生地は広さ約2660平方メートル。地元住民でつくる「北金丸ザゼン草を守る会」が2014年から環境保全に取り組んでおり、毎年200株以上が咲く。今年は2週間ほど前に開花し、30日現在で20株ほどが咲いている。3月末まで楽しめるという。

この日は敷地を管理する農業林田恬さん(78)が開花状況を確認したり、落ち枝を拾ったりしていった。林田さんは「まだまだ寒い日が続くが、春を見つけに足を運んでほしい」と話していた。

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