縁起物、だるま、飲食など20店が集結 栃木・足利で1月13日に新春恒例「まゆ玉市」
下野新聞
2024年1月12日
栃木県足利市本城3丁目の徳正寺で13日、新春恒例の「まゆ玉市」が開かれる。
まゆ玉市は、同寺の虚空蔵堂を修復した約280年前に始まったとされる。当初は養蚕農家が織物に欠かせない蚕の成長を願う行事だったが、近年は商売繁盛や家内安全を願う祭りとなった。参道や境内は例年、赤や黄色の繭玉と縁起物が付いた飾りを買い求める人でにぎわう。
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同寺によると、今年は繭玉飾り、だるま、飲食物などを販売する計約20店が軒を連ねる予定という。本堂前では市内作家による切り絵作品の展示も行われる。
采澤良浩住職(64)は「平和に皆さんが生きられるようにお参りしつつ、繭玉飾りもぜひ買い求めてほしい」と話している。
午前9時~午後7時。(問)同寺0284・21・5797。
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