豊かな色彩・香り楽しむ 宇都宮でとちぎ蘭展開幕

下野新聞
2017年1月12日
色鮮やかな洋ランで埋め尽くされた「とちぎ蘭展」=11日午前11時5分、宇都宮市今泉町のFKD宇都宮店

 新春恒例となった県洋蘭生産組合(渡辺秀典(わたなべひでのり)組合長)主催の「第45回記念とちぎ蘭展」(下野新聞社など後援)が11日、宇都宮市今泉町のFKD宇都宮店で開幕した。16日まで。

 会場には組合員や愛好家らが丹精したコチョウランやカトレア、シンビジウムなど約300種3万鉢以上が並び、展示即売される。

 初日は開店と同時に多くの人が来場。紫や黄、ピンクなど色とりどりの花と、その甘い香りを楽しんでいた。45回を記念して、県内外の展示会で入賞した作品を特別展示している。

 友人4人と訪れた宇都宮市鶴田町、主婦小松光子(こ松みつこ)さん(78)は「新品種や変わったものを楽しみに毎年来ている。今回はカトレアなど数点を買ったので、きれいに咲くよう頑張って育てたい」と話していた。

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