心温まる手作り つるし飾り展示 日光・鬼怒川温泉街 来月末まで「きぬ姫まつり」

下野新聞
2023年2月6日

【日光】鬼怒川温泉街で1日、「第14回きぬ姫まつり」が始まり、同温泉旅館協同組合女将(おかみ)の会の会員らが手作りしたつるし飾り「きぬ姫飾り」が鬼怒川温泉大原の鬼怒川・川治温泉観光情報センターに飾られている。3月末まで。

会員ら約20人が半年前から準備。鬼怒川にちなんで絹を使い、今年の干支(えと)のウサギの飾りを150個作ってつるし飾りに仕上げた。

これまでに作った折り鶴や鬼のつるし飾りをはじめ、ウサギが着物を着たひな人形や、江戸時代の着物と髪飾りをリメークした人形「きぬ姫」も展示されている。大小さまざまなつるし飾りや細工の緻密さに圧倒された様子の観光客らは、写真を撮るなどして楽しんでいた。

同女将の会の八木澤美和(やぎさわみわ)会長は「寒い時季ですが、鬼怒川で心も体も温まってもらえたら」と話した。

(問)市観光協会0288・22・1525。