熱いコロッケの闘い 早食い出場者に拍手

茨城新聞
2016年10月3日

「うちのコロッケが1番」。龍ケ崎市で2日、「第4回全国コロッケフェスティバルin龍ケ崎」が開かれた。にぎわう会場は、〝日本一〟を目指すコロッケ店の威勢のいい声が響き、揚げたての香ばしい匂いに包まれた。コロッケの早食いやライブなどイベントも多彩で、会場は終日、盛り上がりを見せた。

〝食の猛者〟たちが、10分間にどれだけのコロッケを食べられたかを競う早食い選手権が、会場の一角にあるにぎわい広場で行われた。出場した20~50代の男女10人は、次々と豪快にコロッケを平らげ、見物人から大きな拍手を浴びていた。
用意されたのは、大皿いっぱいに盛られた2.5キロのコロッケ。出場者はコロッケを口いっぱいに入れたり、水で一気に流し込んだりするなど、独自の攻略法を駆使しながら、時間内により多く食べようと、夢中でコロッケにかぶりついていた。
男性の部優勝は、1.5キロを食べた龍ケ崎市、製造業、宮本俊一さん(40)。女性の部は1.6キロを食べた龍ケ崎市姫宮町、パート従業員、石山きよみさん(57)が優勝した。
宮本さんは「消化が早い柔らかいコロッケから食べるように作戦を立てた。地元で優勝できて、とてもうれしい」、石山さんは「目標の20個を上回る23個を食べることができた。3年前のフェスでは2位だったので、優勝して雪辱を果たすことができた」と喜びを話した。

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