高崎・須田桃園の「ミルキームーン」 甘さ 日本最高峰
上毛新聞
2016年8月4日
高崎市の須田桃園(須田栄一園主)は、平均糖度が国内最高峰とされるモモを「ミルキームーン」としてブランド化した。7日まで、同市八幡町の直売所で数量限定で販売している。
須田さんは、父の幸雄さん(故人)が開発した品種「平成ゴールド」を基に改良を重ね、糖度を上げることに成功した。近年の平均糖度は14・5度以上で、国内で贈答用として販売されるモモと比べても高いという。今季収穫した中には、糖度が20度を超えるものもあった。
繊維が少なく、舌触りがまろやかなのが特徴。須田さんは「食べた人に喜んでもらえればうれしい。高崎生まれ高崎育ちのブランドとして全国に自慢できるモモにしたい」と話している。
県内では、同市西部の「剣崎桃」など産地でブランド化している例はあるが、品種や品質を基準にモモをブランド化したのは初めてという。市のブランド商品開発事業を活用した。
価格は、大きさによって3個入り2100~3千円。問い合わせは同園(☎027・343・4080)へ。
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