武技「笠懸」で祝う 26日にイベント 観光資産アピール みどり市制10周年

上毛新聞
2016年3月23日

ㅤみどり市の市制施行10周年を祝い、笠懸町の地名の由来となった武技「笠懸」の演武が26日、同所の阿左美沼北側の桐生競艇場駐車場で行われる。歴史と愛着のある武技を披露し、無形の観光資産としてPRする。

ㅤ「笠懸村誌」によると、源頼朝がこの地域で開かれた流鏑馬(やぶさめ)の途中、射手が風で舞い上がった笠を射たことに感銘を受け、中世には「笠懸野」と呼ばれるようになったという。 明治に入って笠懸村(1990年に町)が誕生。89年に住民による笠懸保存会が発足し、演武として“復活”した。現在は毎年秋に地元のイベントで披露されている。

ㅤ26日は午後1時から、弓馬術礼法小笠原教場(神奈川県)の会員が鎌倉時代の武士の装束で特設の馬場を駆け抜け、2カ所の的を狙って矢を射る。多くの人に見てほしいと、国道50号からのアクセスが良い阿左美沼近くを選んだ。 今回の演武は市民提案の10周年記念事業として、市に採択された。実行委員長で笠懸保存会会長の藤生吉雄さん(78)=同市笠懸町阿左美=は「しまい込んでおくのはもったいない観光資源だ。この素晴らしい武技を官民で語り合いたい」と話している。

 ㅤ当日は地場産の野菜や特産品の販売、木馬に乗った騎射の体験、ポニーの乗馬体験(200円)などが催される。 午前10時開場。問い合わせは、実行委事務局(090・4396・9165)へ。

※写真説明:ひまわりの花畑まつりで披露された笠懸の武技=昨年10月

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